毎日おーちゃんビュー~ひとりと猫らの伊豆暮らし~

自然を求めて伊豆の地にひとまず移住したアラ40女&猫らとのおだやかな、と見せかけて時々事件簿、な日々をまんがに乗せてお届けします

タグ:伊豆から移住



ーーそいつは7月1日に突然目の前に現れて、
     7月31日に逝っちまったんだーーー


移住者の多い伊豆で、ひとつの悲しいドラマがありました。
203sai
この店の土地のせいか店主の持つパワーのせいか、
いろいろクセのある人を呼び寄せてしまうようでーーー
パー助、エムしかり…?



ある時、ふらりと店に現れた青年(30代半ば)と店主は親しくなり…
203-8sai
シンパシー!
203-5sai
これからって時にぃーーー!?
203-4sai
そんなこと…!
誰もが思い切って以前の生活を捨て、より豊かな暮らしを望んで
この地に移住してくるであろうに…。
まるで命の終焉を迎えるために引っ越してきたようではないか!
逆、逆! いやだそんなのーーっ‼ (あたしの未来かもーっ??)

ご本人もご遺族も、どんなに無念なことだろう!
203-7sai
移住を決めなければこんな悲劇は起きなかったわけで…。
まるで死を招く、死に導かれた移住…
それって土地の霊が悪かったの? 偶然? やっぱ風水⁉


生きてる限り、いつ何が起きてもおかしくないこの世界…
縁あって移住しても、その先に光ありとは限らない。
命にしても…他人事じゃないわ。でも運命には逆らえないーー。
(運命と宿命をテーマに店主と話が弾みました…)


心よりご冥福をお祈りします。





203-3sai
こうして描くとインチキ臭い、それ贋作かもよ、サギ話では?
と思われるかもしれませんが、それ当然。 ですがしかし、
入手ルートや画家の経歴を聞くと調べると、疑いの余地なし…。
そしてわたしは人1倍~3倍は警戒心が強く、疑り深いタチの人間…

これは未来の自分への投資になるかも…¥¥
って、まさか投資に絵画って…ブルジョア界の話でねえの。


絵自体は好みではないスケールのでかい風景画…
よもやギャンブルでしかないけど、ちょーど元民宿に移住する直前の
今のタイミング… 80号なる大きさのこの絵でも飾る場所がある…

これもまた縁なのでは?
(※良縁。ちなみにおみくじの神社は縁結びの神社だったような…
203-6sai


どーすんのよおーーーーっ!!!










203-9

わし、買っっつまったぉ……

(ちょっとお勉強していただきました -¥)






…ほんとにね、
縁あってこの地へ流れ着き、日々わたし、虫けらのようにひっそりと静かに
暮らしておりますのに、良くも悪くもいろんなハプニングばかりでした(過去形?)。


人生、一歩先には何が起きるか分からない。(体感済)
変化を求める方には思い切って移住をオススメ…しなくもない…デス。death⁉
(風水師に相談した方が確実デス)
203-2sai



皆さま、これまでご覧いただきありがとうございました。
203-9
わたくし、こんな年の瀬に、寒い中あまりにも気分がノらないけど、
めんどくさいけど、引越しに取り掛かります…モノ多くて大変デス。

どうぞお元気で。よいお年をお迎えくださいませ。
そのうちこのブログ閉じますね。


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(最終回直前、今回長編です)

それは2年前の夏、ーー引越し2週間前にこの家で決まった時ーー、
ほか2軒の物件も見るため、わたしは伊豆に1泊して東京の自宅に帰り…


玄関を開けた瞬間のことです、
当時の飼い猫メンバー・女帝ランちゃん(サビ柄・12歳)が

202-8
目の前で亡くなっていたのです。


元地元ノラ・短命なラン一族は、ランちゃんも幼少期から病弱で、
ぜんそくの持病もあり、発作の時はひどく苦しそうで、いつかこのまま
逝ってしまう時がくる…と予感はありました。この前夜、わたしが珍しく
外泊で長時間留守にした不安や淋しさが体調に影響したのかもしれません。

出かける前は普段通りで、異変も前兆も感じなかったのに…。

きっと一晩中、玄関の前でわたしが帰るのを待っていてくれたのでしょう。
202-14

そんなランちゃんはメンバーの中でも意地悪な嫌われ女王キャラで、
特に同い年で、後から現れて先にうちの子1号になったぐーたんを
目の敵にし攻撃的で、床を歩けなくさせるくらい陰湿でした。
(以下、以前の猫ドラマブログより)
ぐーランまんが
ぐーたんには安らげるはずの家の中で常にストレスフルな生活を
強いてしまいました。まるで嫁姑のような。



あえてランちゃんにも過剰に気を使って愛情をかけても、言い聞かせても、なんでだか
ほかの子らにも通せんぼしたり隠れて待ち伏せたり、意地悪を仕掛けるのです。
でもほかの子らはぐーたんほどダメージを受けない
202-4
ランちゃんはわたしにはベタベタ♡♡の媚び上手で、むしろ個性的な
キャラがおもしろく、どちらも可愛くて、それだけに板挟みもつらく、
飼い主にとっても相当なストレスになっていました。
(母と嫁に挟まれた息子の立場のような)
202-5
ぐーたんはストレスからしっこも~らしたり舐めハゲを作ったり…。
安心して自由に家の中を移動できないのですから。
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部屋を分ける制限もかわいそうでできないヘタレな飼い主で、
いたたまれない日々でした。しかしそれが当たり前になって慣れてきた…
202-6
ランちゃんの来ない1階に拠点を移した時に、
のびのびしていた姿は感動モノでした。
202-7
どうやらねこ間で、ナワバリルールが確立していたようでした。
202-17

そんなこともあり、冷たくなったランちゃんを見て、
今の恵まれた移住先が決まった直後のタイミングにも驚き、
心の準備もなかった突然の別れの悲しみ、慟哭、けれど次に
「よかった…ランちゃんが先で…」と正直、安堵もしたのでした。



ーーそしてその夜、夏場でしたのでランちゃんが息絶えた場所が
2階より涼しかろうと安置しておりましたら、
202
ぐーたんが夜の間も、ずっとそばにいたのですよ!
(その前からも近くにいたけれど。その姿見てまた号泣 
生きてたらこんな接近してることない!! いろんな思いがあったのでしょう~。
わたしこのエピソードをずっと、いつか皆さんに伝えたかったのですー


ちなみにおーちゃんも近くにいたり、
やっぱり分かってるんだ…と感動。
なのに今回のニャンちゃんの時は皆ニャ無関心で「???」。
存在感の違いでしょうか。


そんなわけでぐーたんは遠く東京を離れたこの家で、11年ぶりくらいにのびのびと、
家の中に天敵のいない、当たり前に自由に床を歩ける生活を送れているのです!!
よくぞ耐えた! 毎日とても快適で幸せそうなようすを感じて飼い主もうれしい♡
(新たに女帝に返り咲けたし。そいう事情からのえこひいき枠なのです)
202-16
とまあ、偶然にも、というか神懸かり的というか、猫の神秘というか、
(いろいろあったものの)離れがたいほど気に入ったこの家をランちゃんが
命と引き換えに運んできてくれた気がして…
202-3
そして今回の、次なる西伊豆の家(民宿)への縁もまた、ニャンちゃんが犠牲に…。
202-17
でもホントはこんな開放的な環境のこの家からあんな家の間隔が狭くて
景色のない、家の中から自然を感じられない、台所でなく厨房な家、やっぱやだー、
新たに探し直したい~ と思ったりしてました。
202-9
「おいおいわがまま、今さらかい、他に選択肢ないでしょよ」
202-11
「おでたちもうお散歩できねえど?」
202-15
「今年も来たわよ渡り鳥ジョウビタキ、ビーたん。スィースィー」
202-13
「キャンキャン犬みてえに吠えるあれは…
202-12
ふさふさしっぽがねえとドブネズミそっくりな
ぶさいくタイワンリスだっちー」




202-10
ありがとう、ランちゃん、ニャンちゃん。




まだまだこの地での描きたい話いっぱいあったのに!
(他にも描きたいキャラがおりましただに~)
引越し目前のため次回最終回、
12/1(土)更新です。


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連続ハプニング☆ブログ劇場も今回で200話。すごー。
しかし近付く引越し、ゆえの最終回はすぐそこ。
200-3


契約の決断を持って再び訪れた西伊豆。
けれどそれ以前に、確認しておきたかったこと…いえ
気になっていた存在の男性(ひと)がいたのでございます。へへへ☆


実はこの物件を「猫飼育OK!」とし、わたしにチャンスを回してくれた、
影の功労者というか立役者というか…
不動さんのあるお客さまが先にこの家に内定していたという件ーー。
200-sai
気楽で気ままなひとり主義者、されど非常時対策に誰かと暮らしたいーー。
適度な最低限のかかわりだけで互いに無干渉、無関心、無頓着、
そんな同志が集うシェアハウスもアリかと思ったりしました。


西伊豆エリア…そこは海と夕日の美しさが疲弊した心の泥を清めてくれる…
と、ライフスタイルを見直したい30代40代世代が流れ着く町だというーー。
(沖縄より近いからね)
200
そんなわけでこの方にも大家さんに対してもどこか遠慮があり、
「本当にわたくしでよろしいのでしょうか?」と
かつての雅子さまのように
戸惑っていたわたしに、
「あ? いっすよー」と丁重な許可をいただき、
この場で賃貸契約の申し込みをしたのでございます。


つづく…


200-2
こぼれ話… 自宅へ帰る途中の道の駅近くにこんな風情ある河原があり、
(海より)川好き♡のわたしはうきうきうろうろ探索しておりました。

ベンチに腰掛け、ふと足元を見ると、服にびっしりと細かな花粉が。
それが払っても落ちないもので、はて…?とよくよく見れば、うご!動いてる!!
それは花粉でなく、粉のように小ちゃな小ちゃな謎の虫だったですよ! うごーーー!!(気絶)


次回は11/27(火)更新です。



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西伊豆で次の住処を探していたわたしは偶然、
「猫飼育OKの元旅館・部屋数10超・家賃8万円」
という未公開の掘り出し物件に巡りあえたのですが…
199-9






その旅館から
徒歩圏内にこんな
プライベートビーチ?が




(前回の100万円ハウスのこともあり)
ふぅん…一体どんだけさびれたオンボロ旅館なのさ、と思いきや…




えっ、なんかまとも!
駐車スペースもある!!)
199-8
ベタに旅館でねえの!!
(昔ながらの昭和感)
199-10
うきゃー、あと40…いや35年若かったらふとんにもっふーーんして
あちこち探検してはしゃぎ回りたい! かくれんぼしたい広さ!!
199-11
でも民宿や民家が連なる狭い集落(ってフレーズを使う町)内だから
窓からあのきれいな海がまったく見えない…。

そこまで高望みしてはいけないのね…





とその時、どこからか不動さんの叫び声が。
「お、屋上っ、屋上があるぞおーーー!」
(※外階段なのでご存じなかったよう)

「なんですって、屋上⁉ うそよそんな、ああ!
ねえ今あなた、屋上があるって、ねえ今そう言ったの⁉」
199-7
まさかまさかのそのフリ、さては海を遠望できるのね
と、
弾んだ期待でつい芝居じみたノリに。
鼻息荒く、転がり落ちそな勢いで屋上へ駆け上がると…



199-6
 ズコーーーー。(昭和のコケ音)

ギリ見えねえーーー!!



海が近いのに海が見えず、温泉もないし築年数はほぼ同い年…
居住スペースは狭いしエアコン壊れてるし畳に障子にふすまに壁紙…
あちこち直したいとこあるけどーーー
199


とはいえエム、冷静に広い視野でよく考えて!
実際にゆるゆるとなりゆきで
「女ひとり、西伊豆で民宿はじめました☆」となったら…
※すでにハプニングの気配しかしない
199-3
いいことばかりでも大変なことばかりでもなさそだけど・・・
(※客は旅行サイトを利用? あと友達、知り合い歓迎)



連日ネットで物件探しをしている中、伊豆エリアに3軒ほど
賃貸の元旅館を見つけ、一瞬考えたこともあったけど…(意外と安い!)
貸旅館だから気負いも少なく、失敗したら撤退OKの気楽さでいーのかも。
199-4
でもこうして唐突に目の前に現れた胸躍るご縁は、
先読みし過ぎず、受け入れてからまた考えるべきか…
だって…だって、この土地に呼ばれたのかもなのだから!


エムは一旦、このときめきを持ち帰った=   



199-5
ちなみに大本命だった「海が目の前の貸家」は
ペットNGだったのでございます…✖
(まあでもベランダないしね。ふとんも洗濯物もどこ干すねーーん!)



つづく…

次回は11/25(日)更新です
前回予告を当初 1日勘違いしての告知、ごめんなさい。


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☆ダキュメント・次の住処を探してー西伊豆編ー
(今回2話分の増ボリュームになります)
197-2
公開前の掘り出し物件に巡り合えたエム。
しかし画像もなく間取りも周辺環境も分からず、100万円ハウスの
イメージがまったく浮かばない。一体どの程度のボロさなのやら…。
脳内では期待するなと制御しても、気を抜くとポジティブな妄想が。
197


そして2軒の住処候補の内見で、
初めて訪れた西伊豆の海の美しさ! 評判通り感動~ 
ヤッホー、沖縄ーーーーーっ!←※行ったことなす
198-5
漁港(!)で待ち合わせ、
まずは100万円ハウスの不動さん氏と現地へ。
198

どどーーーーん!!!(失望の心音



そ、その家は…(※100万円ハウス)

あ、あまりにも…その……えと、



100万えんだったのでございます。
※エム比。
198-2
貸家価格4万円てとこでしょうか…(近隣に駐車場あり)

ゆ、床がですね、こう、しなってる上に汚…
わ、わたくし、スリッパを持参しなかったこと(替えの靴下しかり)、
激しく悔いておりました…。未だ不測の事態への想像力甘し!
※この時、リュックに忍ばせたデジカメで写真撮る発想も浮かばず。
198-3

「あっ、10部屋以上あって家賃8万て家ならあるよ!
広いよー。そこなら猫OK!

「えっ!

「そこ、元旅館、民宿なんだけど




198-4
そこ…その民宿、
見せてください!


そこは次のステージの入り口となるのか? 
 つづく…



198-6
ノるかソるか、人生は次々決断の連続。
「極端な選択肢どな~」





明日はお休みで、
続きは 11/23(金)更新です。



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