毎日おーちゃんビュー~ひとりと猫らの伊豆暮らし~

自然を求めて伊豆の地にひとまず移住したアラ40女&猫らとのおだやかな、と見せかけて時々事件簿、な日々をまんがに乗せてお届けします

タグ:巣箱


今回はいやらし、でなく癒し??な野鳥の回です。



この地に越して来て、日々感動するのがBGMのような野鳥たちのさえずり。
庭には多くの様々な野鳥が音連れて(←変換ミス)訪れ…ます。
ハト、スズメ、ウグイス、ヤマガラ(山雀)、シジュウカラ、コジュケイ(小綬鶏)他…
そこで移住後まもなく、桜の木に巣箱をかけてみました。

巣箱をかつて

巣箱はネット通販で数個購入。
しかし実際のところ、まるで一切、誰も入らず…
その存在にすら気付かず?
巣箱買った
半年以上経つと粋でシブめの巣箱がひどく朽ちてきたものの
場所を変えて、さらに数ヵ月放置…

すると3月を過ぎてなにやら変化が!
巣箱と鳥1
シジュウカラ(四十雀)です!
「気付いてくれたんかーー!」
(※巣箱も色褪せてこんな姿に…うっすら残る彫刻跡が悲しい…)
シジュウカラ











借りてきた画像です
こんな風に撮れたなら…






「おい見ろよ、あいつまた来てるっちー」
「最近やたらコツコツ音がしてたのよー」

巣箱とねこ

 そうニャンです。その音で気配に気付いたのです。

巣箱を叩いて丈夫かどうか確認しているのかい?
それとも中に誰かいて、ノック? 求愛行動?
この謎のコツコツ行動、人家の窓や車のミラーも叩く習性があるそう。
2巣箱と鳥

移住編25 隣人D14-1
  小さな愛しきものよ…
わたくし見守るだけでは飽き足らず、野生のものを見ると、うずうずが
抑えきれずエサを提供してしまう悪癖というか持病がございまして、、、
(結果、数匹の元のら猫が我が家に)
今回も巣箱のすぐ近くに果実と、常備している野鳥のエサを置いてみたりして…
(すぐ後ろには隣人D宅)
巣箱を
一体何を運んでいるのかど~にも気になって気になって、
物音もなくお留守のようですし、わたしはオーナー。
ちょ~っとだけ巣箱の中を覗いてみることに…



するとそこには!




巣箱の中

びっしりと大量の巣草が!!


ええええええ、すぎょいーーーーっっっ。


野鳥! 自然界!! これぞ田舎暮らしー! 
それは…鳥肌ものの感動体験でした。  
小さな体で何百回と往復してここまで営巣していたとは…。
(一週間かけて巣作りするそうです)

♪ 鳥よ、鳥よ、鳥たちよ~

どうやらこれから繁殖期。春からの産卵に向けてふかふかに、
より快適なワンルームをと準備を整えていたのです!



 とその時、

移住編25 隣人D14再
しまった…
直後から、一気に陰鬱な不安に襲われだしました。



鳥たちよ~ ♪



                 つづく…






次回は4/13(金)に!




前回、シジュウカラがせっせこせっせと手間暇かけて作った
愛の巣を偵察していた姿を見つかってしまい…
移住編25 隣人D巣箱ミニ


繁殖期の野生生物の警戒っぷり、ナーバスっぷりは
のら猫騒動時代にさんざ体験してきたわたし…
じゃれ産む
かつて我が家の植え込みの中で出産→乳飲み子を育てていた
母猫・じゃれ(のちに居候のら化)はこの写真を撮った直後に
アジトを替えたものです… 近くのビルの屋上踊り場に。
ってまるでまったく同じこと起きちゃう!?




そうです、案の定、それっきり
気配が消えてしまったのです!

移住編25 隣人D野鳥2-1


申し訳なくて、ショックで、しょんぼり落ち込む日々…



そこで別の場所(以前の桜の木)にダメ元で
また巣箱をかけてみました。


すると数日後、シジュウカラが気付いてくれたのですーー!

新たに巣箱

おおおっ、
じろじろコツコツうろうろ、
チェックしてるぅーー。

新たな巣箱2
こっちの巣箱の方が新品の新築できれいだし
葉っぱの下だから雨も凌げますよー。いかがですかー?

新たな巣箱3

審査落ちで入らず!

なんでですのーーーん、わああーーーん!!!(大泣き)


移住編25 隣人D野鳥2-2
 気持ちを切り替えて、空の巣をより快適に装備。


移住編25 隣人D野鳥2-3
いやほんと、謎に不自然に揺れ動いていたもので。
ふかふかベッドだし、別のつがいがホテル代わりに使っているのかと…。


スズメの交尾
あ、これ借りてきたスズメの交尾の画像です。
野鳥の(小鳥の?)やり方を知らなかったもので。
ほほう。でもわずか数秒の様子。ガタガタガタ。?????。
子作り? 巣箱の中で? そーゆーもんなの?? ♪  鳥たちよ~





果たしてシジュウカラは巣箱に!?
答えは4/15(日)に!






それはわずか数日前、エマニャエル夫人風が窓際の籐椅子で
アンニュイにくつろいでいた時のことーー。

にゃん巣箱見る
 
 あっ…

四十雀11

見て、巣箱からシジュウカラさんが出てらしたわよおーーッ

四十雀2

えーーーっ、
やっぱり中に入ってらしたのね~~~
移住編25 隣人D

シャッターチャーンス! 
写真しゃしんシャシン撮ろうずぇーーーっ‼

目線くださーい!(※無視)

四十雀1

やったあ、今回はばっちり映せてる!
へえー、巣の周りうろうろしてるねーかわいいねー。
こっち向いてー。オスかなメスかなー?
四十雀4
前回巣箱をガタつかせてから何日も経ってるけど、
卵を巣草の奥に押し込めてたとか???)
ずーっと籠ってたのかしら。単に見逃してただけ?
繁殖状況はどーなってるの???
ま、たまには外気に触れて息抜きしたいわよね!
四十雀5
「あいあーい。天気よーし。風なーし。ヒトなーし。
カラスなーし。猫なーし。ヘビなーし。異常なーし」


巣箱にアオダイショウ
※参考画像。こんな風に巣箱はヘビ(画像はアオダイショウ)に襲われることがあるとか。
↑この時はもう巣立っててセーフだったそう。こわ~。。。

四十雀6
あら、もう戻るの?

て、また出てきた。
四十雀3
はいなー。留守番チェーンジ。
え? 
つがいのもう1匹と入れ替わった???



うーむむむ。シジュウカラのオスメスの判別は、正面からでないと
分かりづらいのです。どうやら胸元の黒毛量がポイントなようで。
(これもお借りした画像。ニャンと羊毛フェルト製!)
シジュウカラ雄雌
四十雀柄
ぽくちんと反対だね!


こうして見るとこれはオスっぽい。
四十雀アップ
こっちはメスっぽい…?
四十雀12
鳥類の判別はひっじょーに分かりづらし~。
実は同一鳥物の可能性高し…?
四十雀1
シジュウカラの繁殖は3月から初夏までに個体によっては2~3回あるそうで。
メスだけが巣作りし、繁殖時には毎朝1卵ずつ(平均8~9子(個))、
すべて産み終わるとメスが托卵するそうです。オスは主に食料調達担当。

四十雀巣箱の中
これらは巣箱にカメラを仕掛けた(!)方の貴重な記録画像。
(お借りしてまーす) 禁断の内部、興味深いですわ、真似したい!
四十雀巣箱の中3
ママはずっと托卵しているわけではなく、時々外出も。
四十雀巣箱の中2
わ~、托卵始めて2週間ほどでヒナが孵った!
両親が運んでくるエサをぱっくりお口あけて待ってますよ~。
この親鳥もこんな赤ちゃんだったんですね。感動!(全生物もか)




あ、また出てきた…。
四十雀9

どうしたことか、この日この時に限ってやたら巣箱の外に…。
(もじもじしながらもじっくり撮ってくれと言わんばかり)
わたしたち好奇心チームも気になってカメラを置けません~。

一体、中は今、どんな状況なの~~~?
四十雀8
オレ(あたし)初めてだからそわそわしちゃって…


しかし正面ショットは難しいなー。
あの、もう写真の撮れ高オッケー巣からー。
まじ、きりがないっ巣。お疲れっ巣た。
四十雀10
あっそ。バーイ。
とにかく金輪際二度と、覗いたりしてうちらに関わるなよ!


あ、はい…。
巣箱の裏から耳だけ澄ませます…。 


夫人、ヒナの誕生、巣立ちが楽しみですね、
我々もあたたかく見守りやしょう!
 にゃん巣箱ぺろり
害虫なんかよりボリュームありそだし、いい味しそー💛







ふ、夫人、今現在暴風雨で巣箱の彼らが心配で気がかりです~(泣)。
次回は4/17(火)更新です~~あああ~~~きっとびしょ濡れ~~
巣草がカビないかしら~。あ、だから「土台は主にコケ使用」なのか!
自然界の知恵~、かしこ~。今後は何らかの対処を~~。♪ 鳥たちよ~~








以前、庭の巣箱に繁殖のためシジュウカラが住みだしたという
田舎暮らしならではの、心和む報告をしましたが…
 →70話シジュウカラ調査隊

巣箱2-1

何せ遮るものもない立地の巣箱ですから、荒天時は
知恵を絞り、ビニールのカバーで覆ったりしたものです。
(出入りはできるように)
巣箱2-3

4月後半、結構な大嵐でした。
巣箱2-2


嵐の後の晴れ間には姿を現し、
「昨夜はすごかったツピピ」
巣箱2-4

その後頻繁にエサを調達しては巣箱に運んでいるようで、
ヒナが孵ったのでは? と微笑ましく見守っておりました。
巣箱2-5

それともよく見りゃくちばしにエサでなくデキモノ…?
いえいえ確かにエサを咥えてつがいの2匹が出入りしていたのです。
巣箱2-6
ところがこの数日後から、
まるでまったく姿を見せなくなったのです。


あんなに、あれほど頻繁に出入りしていたのに!


なぜ!

なぜ!!

巣箱2ー8

わたくし気になって気になって…
あのお節介な荒天対策ビニールが悪かったのかと
自分を責めてはしょんぼりし…



GW前半、あまりの気配のなさに、思い切って

巣箱の中を見てみることにいたしました。

何か事情があって卵が孵らなかったのか、
全ヒナが病気で亡くなったのか…





どきどき・・・   


カパッとな。



巣箱2-7

   しーーーーん・・・


巣箱2-9

なんもなし!
一体この数日の間に何があったのか…


余計なことしたわたし(ヒト)を警戒して引っ越したのか、

それともまさかいえまさか

ヘビにでも目をつけられ襲撃されたのか…
(↑昨年数回見かけたきり気配なしも)

巣箱とハト
自然界の巣箱ミステリー…
その答えは、ハトしか知らないーーー。






というのも一時期より小鳥の気配が少ないのです。

なんとも落ちこんだGWのできごとでした。




次回5/20(日)更新です。




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