毎日おーちゃんビュー~ひとりと猫らの伊豆暮らし~

自然を求めて伊豆の地にひとまず移住したアラ40女&猫らとのおだやかな、と見せかけて時々事件簿、な日々をまんがに乗せてお届けします

タグ:庭の事件



思い付きと縁に導かれひとり移住してきた伊豆の片隅で、

自然に囲まれ絶景エム比を拝める、長年夢見てたやや田舎生活。



しかしそんな中、次々起こる不測の事態たち…

親しくなれたのに絶交状態の隣人、真冬の水道管破裂、

通り道の置き岩、ちょいちょい断水、害虫たち、未発表のその他諸々…
ウッドデッキな空










2017・1


そしてさらに…


皆さんはまだ知らない、


これからお見せする、


驚愕の、衝撃の、摩訶不思議な、


この家の闇に閉ざされていた「真実」の部分をーーー。











2016年7月、この家の内見で訪れた際、リビング東側の庭は
雑草でひどく覆われていたーー。
ウッドデッキあり


















引っ越し前に刈ってもらうも、1ヶ月ちょっとでまたこの状態。
ウッドデッキあり2
「このボロボロのウッドデッキ、意味なくない?」
ーーいつか気が向いたら、思い切って取っ払おう!









やっとその気になったのは年が明けて2017年1月の最強に寒い日。
うっとおしかった雑草が枯れ果てた真冬、わたしは突然に
「いっちょ体動かして、あったかくなることしたろう!」と思いつき、
外に出て白い息を吐きながら、精力的にウッドデッキの解体を始めたのです。
ウッドデッキ外す











※網戸越し



えいやほいさとうっすら汗をかきながら、バキバキと板を剥がしーー
時に頑丈すぎる釘を力任せに引き抜きながらの解体。
南側の分と合わせて、その作業は数日続きました。








その時です、


わが目を疑う光景が


飛び込んできたのは!







ウッドデッキ空洞



    えっ…   えっ???



ウッドデッキ空洞2


   ウッドデッキを外し 露わになったのは…


93 軒下

 のののきしたくーど~~~~!!!
    軒下が、空洞!?


 んな。んなばかな~~~~~。
 どない… どないなっ とん ね…ん(ばたっ)。


 エムは倒れると、そのまま穴の中へと転がっていった…。
                        <つづく>






「珍百景に送ってみたらー?
でも奥の方はさすがに空洞じゃないわ、岩とかあったわね」

ウッドデッキ空洞3
わ、わたくし気休めに石とかブロックで土台を補強のつもり…
実際、ぜんっぜんハマってないから意味ないけどっっ!
うーん、時間の経過とともに雨水やらで土が流れちゃったのかナ☆?




ミラコー、なんだかこの家とってもミラ☆クル!
だって別にそんな、住んでて歪みも揺れも感じないんですもの。
ビー玉もそれほど転がらないし!
まあ、でも「買わんでよかった…」とは思ったよね~。





次回6/10(日)更新。
どれから描こうか次々「庭の事件」の巻です。






93 軒下
前回、庭にあった古いウッドデッキを外したら、
まさかの軒下が空洞だったわけで…
ウッドデッキ空洞2


そしたらぐるりと南側もやはり
同じ状況であったわけで…。
ウッド 工事中







※気休めの支柱を置いてみた
(ハマっていません)







でもまあここは借り暮らしの家。
仰天したものの特に支障はないので、引き続き作業を。
(不思議と強風や地震の揺れにも強い。ミステリー)





リビング南側も夏は雑草に覆われ見苦しい有様でしたが。
ウッドデッキあり3
真冬、取り外したウッドデッキの下は枯れた雑草まみれ。
ウッドデッキ雑草
それらを取り除いてせっせと整地して、
ようやくまともな庭の姿に! すっきりー。
ここで家庭菜園できそうー。じゃがいも植えたーい。
2月ウッドデッキ外す








「よく働いてたわねー」
「んだんだ」









「ピ~ピロロピー(さえずり)」
ウッドデッキ 野鳥アップ
  するとエムの周りを1匹の小鳥が…
野鳥ウッドデッキ94
どうやら耕した土の中の虫がお目当てのようで、
土をついばみながらエムの周りをちょろちょろ。
ウッド 野鳥アップ
最近までこの子をヤマガラかと思ってましたが無知の勘違い。
ロマンスグレーのおっさんのような頭が特徴のジョウビタキのオスです。
冬にしか見られない渡り鳥だそうです。
ヤマガラ、ボケボケ





こちらピンぼけのヤマガラ







今でこそあちこちでミミズを見かけるも、この時は真冬。
地中に虫も少なく食料探しも大変なようで、喜んで協力することに。
野鳥ウッドデッキ94-2
驚くことにビーズの粒サイズの小虫に気付いて食いつくのです!
「さあさあお食べ」
「はい、いただきます」
まさか意思の疎通ができるとは。この地で初めての野鳥とのふれあい。
警戒心薄くてなつこいな可愛いな、そして賢い!
ウッド 野鳥アップ2
「なるべく大きいの見つけてくださヒッヒッヒッ(地鳴き)」
野鳥ウッドデッキ94-3
しかしですよ、これほど目ざとく驚異の動体視力の持ち主なのに、
ウッド 野鳥エサ










「どんどんくれやー、エサ!」




目の前に置かれた市販の「野鳥のエサ」には気付かないのです!!


なので整地中も手を休めて、土の中の小虫探し。
野鳥ウッドデッキ94-4
わたしと同じく単独行動を好むというジョウビタキ。
縄張り意識が強いようで、同族は追い払い、
一匹だけでテリトリー内に生息するという…。

まさしく、庭仕事のこの期間中、いつも近くにおりました。
そして春には静かに旅立って行ったのでした。








エサの入った皿の上で休むの図。
そこ、真下だってば! 気付け、気付いておくれ~~。
「お腹…すいたヒッ」
ウッド 野鳥アップ3
 命名・ビーたん。
  <BB=バカな鳥(バード)>
ウッド野鳥見る猫
 ざわ・・・ざわ・・・
「う、うそだろあいつ、ビー。目の前のごちそう皿にも気付かねえ~」
「あたチからしたらあいつがごちそうよ。むずむず」(野蛮ニャンちゃん)





飼い主のいない生き物を見ればエサを上げずにいられないエム。
あっちこっちにエサを仕掛けるも…
ウッド 野鳥
ビーたん、当然みかんにも気付かない……。





おそらく多くの人が野鳥に関心がないと思いますが(かつてのわたしのように)、
このビーたんのおバカな可愛いさ、伝わったでしょうか。 
悲しく残酷な野鳥話はまたそのうち…
ちなみに今回の記事、なぜだかとてつもなく時間掛かってしまいました…ぐったり。



ウッドデッキ扉イラ 

愛着があったもので
ペット気分で扉絵にも登場



次回6/12(火)、
「この作業中にまたも事件が…」
の巻です。







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